おともだち内閣へのご来場誠にありがとうございます。このページへのアクセス数が多いので、警告しておきます。
このページには就職活動に悩んでおられる方に有効な情報は一切掲載しておりません。時間に追われているという方はただちに離脱していただくことを推奨します。
就職活動でご多忙な方々に時間をとらせてしまったことをお詫び申し上げます。

どうも、厚生労働大臣の幕の内です。
いやあ、おともだち内閣は20人にも迫る国務大臣で構成されてるにも関わらず、なんなんでしょうかね、この更新頻度の少なさは。
みなさん忙しいんでしょうか。いや、忙しいは言い訳になりません。むしろ暇なはずですよ。暇なのは私だけじゃないはずだ。
さて、不況だ不況だと叫ばれるここ数ヶ月ですね。
アダム・スミスが「神の見えざる手」を唱えてからはや230年。スミスとはダチやったし、結構二人でまくら投げとかやって騒いでたんだけども、当時の国富論はたしかに圧巻でした。まさに近代経済学の基礎を築いたといえる著書でした。
今や資本主義は世界標準でして、それさえ信じておけば間違いないという時代はたしかにありました。
けれども、なかなかうまくいかない面もあるということが次第に明らかになってくるのです。
たとえば、強欲資本主義というレッテルを貼られた金融工学に基づく資本主義です。投資銀行がばりばりでしゃばって、企業やサブプライム層をくいものにするなんてシステムが問題となりましたね。金融機関の利益が社会の利益とはなりえないということが発覚したのです。
それからというもの、国民は急激に不安を抱き始めました。それはそうです、国の代表たる人々がどうしていいか分からずてんやわんやしているのですから。そんな中で派遣切りとか内定取り消しなんて問題も起きています。持続可能な社会が叫ばれている昨今ですが、次世代の子供たちに現在の問題を押し付けているなんてことさんざん言われていましたけど、その実感はまるでありませんでした。
けれども今こうして少しずつ、若い者にそのしわ寄せが来はじめているのです。勝間和代のいうとおりなんです。
前置き長くなりましたが、今日はそんなかわいそうな若者のためにわがおともだち内閣厚生労働省が、就職活動がうまくいかない理由をただ一つの理由に集約させて、よりよい就職活動のためのお手伝いをさせていただきます。世の就活生のみなさまは必見です。
今回は、実際に1年前に就職活動をされていた私の知り合いに協力をお願いしまして、彼が実際に提出したエントリーシートをもとに分析を行ってまいります。
下図のエントリーシートは、ADK(アサツーディーケー)というハーモニアスな企業の09年新卒採用エントリーシートの一部でございます。背景を少し説明しますと、まあ、クリエイティブな企業にはよくある「このスペースを自由に使って・・・」、といういかにも無茶ぶりな例のあれです。で、このエントリーシートの作者はぜひともADKに受かりたい!と本気で思ったようでして、自分の全てをこのシートにぶつけてやる!くらいの意気込みで望んだようです。もちろんエントリーシートはこれが全てではありませんが、これを提出した結果、ものの見事に門前払いをくらった、というのがストーリーです。
では、このエントリーシートのどこがいけなかったのでしょうか。考えてみましょう。

うーん、難しいですねえ。このようにどこに問題があるのか一概には分からず、就職活動が泥沼化してしまっている人が多いのではないでしょうか。
まず、出題者の意図を確認しましょう。このスペースであなたらしさを自由に表現してください。とあります。つまり、緩い条件を与えて、その範囲内で自由にさせてオリジナリティを見ようとしている、ということが考えられます。働く心構えができているとか、この会社で働きたいという熱い気持ちがあるかとか、業界研究できているかとか、そういう基本的な部分ではなく、その人それぞれのプラスアルファを見ようとしているのでしょう。そして、それを今後選考が進んでいく上でより深くその人のことを知るためのコミュニケーションのきっかけとするつもりなのでしょう。
だとしますと、このエントリーシートの内容はなかなかいいということが分かります。なぜならこれは、この上なくエントリーシートの作者がどういう人間かを物語っているからです。
「くつした丸めるの好きだったんだ?わたしはそうでもなかったな。ランドセルを前にからうのなんかはよくやったけど。」
「ランドセルの前がらいですか?僕なんかはむしろランドセルを上下逆にからってふたをあけると中身が全部落ちちゃうみたいなことして遊んでましたね。」
「ああ、なるほどね。そういえば、自転車の支えをおろしたまま自転車こいでる人とかってたまにいるよね。それと似てるね。」
「ああいますね!なんか教えてあげたくなりますけどね。ていうか、小さいころ補助輪つきの自転車乗ってたじゃないですか、あれって結構大きくなってから乗ると方向転換がうまくいかなくて運転が難しいって知ってました?」
「そうなんだ。知らなかったな。たしかに三輪車ってめちゃくちゃ乗りにくいもんね。」
「ですよね、三輪車で思い出したけど、小さいころ三輪車を裏返しにしてペダルを手でまわしてカキ氷屋さんごっことかして遊んでましたよね。まあ、とにかく僕はそういう子供のインスピレーションを伸ばしていくような商品の開発とか販促にかかわっていきたいと考えているんです!」
とかいうかんじで面接での話のネタにもこと欠かないので、この点については言うことありません。
では、どこがいけないのでしょうか?
それはずばり、左側の余白です。右側はわりとぎゅうぎゅうなのに対して左っかわがすかすかです。ここが相当マイナス評価になっているであろうことは否めないでしょう。
就職がうまくいかない1つの理由、私どもからのアドバイスは「余白をうまく使え!」です。